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日々のことを徒然と。日輪よー!
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いーきーてーまーすーorz

行方をくらましていて申し訳ありませ…っgkgk
そしてちょいちょいUTAGEと戯れていて本当にすみまs…(土下座
久々にアクションゲームなんてやったら、うっかりなんちゃってゲーマー魂に火がついてしまって、こうなったらコンプリしてやんよ!的な…/(^o^)\
そういえば中間発表第二弾出てましたね!
ぶっちゃけ1位から4位までは前評判通りっていう感じかな。
レッツパァアアーーーリィ!!
流石です。
そういえばこの間立ち寄った古本屋さんに貼ってありました!
もとなりさまー!


字の方もちまちま書いてます…
多分今週中にはUP出来るか な…したいなぁなんて…思ってたりしま す…(´;ω;)
あんまりにも何も更新出来てないので、没原にしたのをサルベージ
適当に張り付けておきます。
毛利さんとアニキが戦闘してるとこ書きたかっただけ…
でも結局話が上手く繋がらなかったのでカットしちゃった部分。
ほぼ一発書き状態なのでお見苦しい誤字やら色々あったらさーせん…

拍手ぺしぺし下さった方、ありがとうございますたぁああ
仕事もりもりこなしてきます…orz 


*******


一階に稽古場があるからと促され、その後ろをおとなしく着いていく。途中、そのままじゃ動き辛いだろうと袴を一通り手渡された。
ここがうちの稽古場な!と案内されたそこは板間張りの道場を模した造りで、誰しもが自由に使用出来るようであった。
現に案内されたその時も、中には数人の若い衆が手合わせしている様が目に入った。

「おう、悪ぃなおめーら。…ちっと場所空けてもらえるか」

ついでに人払いも頼むわ、と己の主君自らに頭を下げられたのでは嫌とは言えまい。
はい!と皆二つ返事で慌てた仕草で居住まいを正して、その場を立ち去っていく。

そこの角を曲がった所に着がえる場所があるからと促され、先程手渡されたそれにゆっくりと袖を通しながら帯をぎゅっと締める。纏っていく衣に呼応するかのように己の内にも徐々に闘気が高まっていく。
てっきり断られると思っていたのだ。こんな、何の意味も持たない懸け合いなど。
単に己の中にけじめをつけたいに過ぎず、長曾我部には何の関係もない。
だがきっと、それすらも分かっていて敢えて受けて立つということなのだろう。

(侮れぬ奴よ…)

俺のと銘は同じ奴だから、と手渡された刀の柄を握りしめて眼前に立つ。ずしりとした重さと、すんなりと手に馴染むそれはきっと良い業物なのだろう。
どちらからとなく軽く一礼して相手に向かい真っ直ぐに切っ先を構える。
刀を手にした瞬間、胸の内のもやもやとしていたものが霧散して、頭の芯からすぅっと冷めていく思考。
ただ己の前にいるその存在のみに全神経が集中していく。
静かに右足を踏み出し、詰めた間合いにぶつかり合う刃の音が、キンと甲高く響いた。

心が、騒ぐ。
身体中の血が沸騰する。
元就とこんな真似がしたかったわけじゃ決してないのに、いざ刃を合わせてみれば異常なまでに高揚していく自身の存在を認めざるを得ない。
手加減など出来ようはずもなかった。
これまでにどれ程長い間刃を交えてきた相手かと思い起こして口元に笑みが零れる。
力任せに放った剣戟を、防いだ刃で受け流して元就が横に飛ぶ。着地と同時にそのまま捻るように脇を狙って斬りつけられた切っ先を寸でのところでかわした。

「っとと、…っぶねぇ」

身体のバネが柔らかいのだろう。確かに剣に乗せる力はないがそれを補って余りある柔軟さがある。踏み込む思い切りもいいし、度胸もあった。寸分違わず急所を狙ってくる。
そして相手の動きの先の先まで見通す程の観察眼。次に来る動きを瞬時に予測しながら的確に対応しながらも己の軸は一切ぶれることがない。ぐっと身を屈めて腰を落としたかと思えば一瞬で間合いに入られる。
その鋭さたるや、何と言うか、本当に。

天賦の才か――それとも、努力の賜物か。
どちらにせよ類まれなる才の持ち主ということに変わりはなかった。

(確かに女にしとくのは惜しいな、こりゃ…)


まるで互いに、一対の舞でも踊っているような、何度となくぶつかり合う切っ先が弧を描いて空を切る。翻った白い面に揺れる栗色の髪。光を弾いて玉の様に飛ぶ汗と絡み合う視線にゾワリと肌が粟立つのが分かって目を見開いた。
――ぶるりと身の内を走る震えに否が応でも気が高ぶる。
キィンと音を立てて刃が煌めく。元就の戦い方は何処までも優雅で、ゆらりと静かに迸る闘気に息を呑んだ。
上がる息に滾る闘志とは裏腹に、冷酷無比な、冴え冴えとする眼光はその言葉が示す通りの氷の様な色合いで、いくさ場に感情などいらぬと豪語する元就らしいと思ってしまう。

(…何を足掻いちゃいるのか知らねぇが、…いいツラしてやがる)

けれど自分も、ここで負けてやるわけにはいかなかった。
相手が怪我を負っていて、尚且つ女であるということを差し引いても、対峙しているのが、あの、“毛利元就”であるのならば、とにかく何が何でも負けるわけにはいかなかった。
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